定年後はひとりぼっち

定年後は極端につき合いが消えてしまいます。
やはり仕事での付き合いが無くなれば、友人だと思っていた人とも自然に会う機会が減っていきます。
定年後は、趣味とか近所の人との付き合いにシフトしていきます。
仕事をしているうちは、家庭での扱いも丁寧でしたでしょうが、定年後は、家にいられるとうざったいということになりかねません。
定年後は自宅にいない方がいいこともあります。
夫婦とはいえ距離を置いて生活する必要があります。
ですから、自分の居場所を見付けないことには、身の置き場がありません。
私は、釣りをするわけではありませんが、釣り場に行って釣りをする人を見ることが好きです。
集中力がないので、浮の動きから目を外してしまいますが、釣り人はじっと目を凝らしてみていて魚が引いていると、釣竿をピット引きます。
ピット引いた時にかかっているかどうかわかります。
一日中餌をつけて引いたりしているのを見ると趣味とは言え、大変だなあと思います。
朝から夕方まで寒い日も釣りをしていて、定年後の自由時間を最大限活用しています。
釣り三昧の楽しい生活ですが、一人でできる趣味なので、人間関係のわずらわしさがないのがいいところです。
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定年後やってはいけないこと

テレビの前に居座る
居間を占拠してテレビの前に座り続けることです。
一日中部屋にいられると掃除ができない、昼ごはんの用意をするのが面倒など、嫁さんの雑な扱いを受け、理不尽な態度に直面することになります。
どうしても外に出たくないようであれば、自分だけの空間を確保することに勤めないと。
朝から酒を飲む
定年後の酒飲みは習慣化すると重大な問題です。
現役時代はどんなに優秀な人でも、定年後は暇になりますので、時間をどう使っていけばよいのか悩みます。
何もすることがないので、お酒ずきな人にとって格好の暇つぶしになります。
朝からの酒飲みは、健康と精神をむしばむので、何かやることを見付けて避けねばなりません。
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嫁さんの後をついてまわる
仲がよければ一緒に行動しても気にならないでしょう。
ですが、仕事生真面目人間で通してきた場合は、面白みに欠けるつまらない人間だと思われているので、距離を置いて過ごしましょう。
だからと言ってお金を使わないからと言っても図書館ばかり通うのは退屈です。
人間関係がなにもなさそうな図書館でも煩わしいです。
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定年後趣味の無い人はうつになる危険性も
定年後は意識しないと時間だけがあるので、過ごすのに厄介です。
暇つぶしにテレビばかり見ていることになります。
現役のころは真面目な仕事人間も、定年退職後は、仕事も肩書もないただの人です。
図書館ばかり毎日行っても飽きてきます。
毎日時間があっても忙しい人は、心配事を考えていられません。
ですが、仕事に行かないと時間があるので気がかりがあるとき、不安なことをあれこれ考えてしまいます。
それが原因で人によってはうつ気味になったり、うつを発症したりします。
定年後の過ごし方

定年後は趣味を見つけるのが一番です。
園芸とかガーデニングがお好きであれば、市町村で貸し出している畑を借りて野菜などを作ってみるのがよいでしょう。
野菜を育てながら人との付き合いができます。
畑を耕して、どうやったらうまく育てることが出来るのか工夫が出来ます。
体を動かすのが面倒でなければいい趣味になります。
定年後のやりたいことの一番手は、旅行というのが多いですが、お金のかかることなので、いつまでも続きません。
信州にいると、週に何日か働いて、車中泊で旅をしている方をよく見かけます。
時間が自由に使えないとできない老後のライフスタイルです。
気が向いた方向に向かって気ままに動く方もいます。
車中泊しても安全に過ごせるところを確保しながら、好きな旅を続けることが出来ます。
いつまでに帰らなければならないということはないので飽きるまで続きます。
旅先だからと言ってうまいものを食べる必要はありません。
車中泊なので、スーパーで買ってきたいつものメニューでいいのです。