車両トラブルが多い年末年始、ゴールデンウイーク、お盆の季節は、救援呼び出しの多い時期です。
JAFには、この季節呼び出しの依頼が急に増えます。
車に乗る機会の少ない人が、車のトラブルに遭遇するとどうしたらいいのか、分からなくてネット検索で見つけたロードサービスのぼったくりにあってしまうのもこの季節です。
そこで、万が一の時の車両故障などのトラブルにあった時どうしたらいいのか、基本的な姿勢について考えてみました。
車両のトラブルにはどんなものがある?
車を運転していてどんなトラブルに見舞われるのでしょうか。
主な作業内容 | 会員 | 非会員 |
パンク | ||
バッテリー上がり | ||
落輪 | ||
キーとじ込み | ||
燃料切れ | ||
レッカー移動 | ||
雪道でのスタック(注1) | ||
大雨、台風の中での |
(注1)スタックとは、雪道でタイヤがはまって動けなくなること。
こんなにたくさんあるのです。
実際トラブルにあってみないと分からないこともありますが、あってしまうと困ってしまうトラブルばかりです。
基本姿勢 自動車保険のロードサービスを呼ぶ

困ったときは、猫の手でも借りたい気持ちになりますが、自動車保険のロードサービスが呼べるのかどうか、自動車保険にお聞きになるのが良いでしょう。
ロードサービスでできることとできないことがあります。
できない場合JAFを呼ぶようにしましょう。
JAFは、会員でなくても呼ぶことが出来ます。
ただ会員ですと無料のサービスも非会員ですと、費用が発生します。
ですが、その場のさじ加減で料金が決まることは、、ほとんどありません。
JAFは非営利団体なので、儲けることを第一義にはしていません。
自動車保険のロードサービスとJAFの違い
自動車保険の保険のロードサービスの対象は、契約車両になります。車がサービス対象です。
一方JAFのサービス対象は、契約者となります。
ですから、自分の車以外の友達の車でも同乗していれば救援対象になります。
友達がJAFに入会していなくても、自分が乗車していればJAFを呼ぶことが出来るのです。
またバイクや原付のトラブルも対応しています。
ロードサービスでは、利用回数に制限のある場合が多いですが、JAFは回数無制限です。
つまり何度利用してもOKという訳です。
JAFでなければできないこと(ロードサービスではやらない)
ロードサービスではできないことは、自然の災害にかかわることがあります。
例えば、雪道のチェーンの着脱。雪道で抜け出せなくなったとき、大雨や台風などで動けなくなった時でもJAFに依頼することが出来ます。
こういうのは心強いですね。一番厳しい環境下での作業ですから、JAF以外当てにはできません。
スペアタイヤがついていない車両の場合やパンク修理では治らない場合、タイヤの貸し出しをやっています。
ご自分の車両にスペアタイヤついていますか。一度確認されておいた方がいいですね。
JAFの会費と登録方法

サービスてんこ盛りのようなJAFですが、会費はいくらでしょうか。
会費は年単位で支払います。
会員は、個人会員。家族会員。法人会員があります。
個人で登録されるので、車両番号などの届け出は必要ありません。
申し込みした方の名前で、会員証が発行されその会員証の提示で利用が出来ます。
会費について
ここでは個人会員、家族会員の会費について表にしました。
入会金 | クレジットカード による入会金割引き | 年会費 | |
個人会員 | 2,000円 | 1,500(-500)円 | 4,000円 |
家族会員 | – | – | 2,000円 |
優待サービスが受けられる

JAFに加入するメリットとしては、全国で利用できる優待施設の割引券があります。
牛丼屋の吉野屋、すきや、松屋などが人気があります。その他ドラッグストアの割引券がお得で、人気です。
よくあるQ&A
レッカー移動で同乗させてもらえるのですか? | 修理工場まで1~2名の同乗は可能です。 ロードサービスの場合、基本的に同乗はありません。 |
いまさらJAFに入会するメリットがあるのですか? | JAFは、車両ではなく、個人に賭けるサービスです。自分の車でなくとも友人、知人の車に乗っていれば、JAFのロードサービスを受けられます。全国の優待施設のご利用をお得に利用できるので、年間の節約ができます。 |