『探偵の現場』岡田真弓著 探偵の目から見た7組の不倫

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業界売り上げ日本一の探偵社で、探偵学校を開校する所長が書いた探偵業の本。

これから探偵になりたい人、探偵に仕事を依頼するとどういうことをやってくれるの? というような方にお勧めしたい本です。

探偵を依頼すると仕事内容とか相場はどの位ですか

不倫がばれて土下座する
不倫がばれて土下座する


探偵社に依頼のある調査の77%は、「不倫」!ということです。



探偵が大変な仕事だということは、ドラマなどみているとわかります。



さもしい話ですが、探偵依頼でお金がどのくらいかかるのか、見積もり無料です、というわけではないでしょうから、依頼する側としては漠然とした不安があります。

依頼する内容によってはかなりの金額がかかる場合もあるのではないでしょうか。そのためにコツコツ貯金に励む主婦もいます。

探偵の調査費用の算出の仕方は、頼む気がなくても気にはなりますね。

一番困るのは、儲かればいいのだからと経費に何でも乗せて請求されたら困るな、と素人感覚で思ってしまいます。



それだけに誠実な探偵社に頼むことが大事になってきます。



この本には、探偵業の大変さは書かれていますが、料金の請求の仕方については書かれていません。



調査をする探偵社として依頼主に提出する証拠資料が、慰謝料の根拠となるのですから、きちんとしたものを仕上げるには相応のお金がかかるのは当然といえます。


第一章の不倫調査の結果離婚になった7組のうち最初の2話が印象にのこりました。



その印象にのこった話についてどういうところが印象に残ったのか書きたいと思います。

第一章の「不倫する人の末路」が小説仕立て

不倫をされて絶望をして、救いの手を求める依頼主に、調査の結果はいつも冷たいものではなく、調査依頼がきっかけとなってハッピーエンドを迎える夫婦もいます。

不倫がばれれば修羅場にはなりますが、なんでもバトルフィールドというわけではなく、不倫をした側が家庭に戻ってきて償うと約束するという心の和む結末を迎えるケースもあり、読む側としてもほんわかした気持ちになります。


1つ目6人の不倫相手を抱えて見つかり、離婚させられた絶倫男

笑ってしまう絶倫男。奥さんは、20年前から愛人を抱えていることをなんとなく感じていたのですが、子育てが終わり、白黒つけようと探偵社に依頼。

その結果6人の愛人がいることがわかり、驚きの末離婚。

40代後半の奥さんは、ご主人が財テクで所有した2棟のマンションを慰謝料としてもらい、今ではマンション投資に目覚めそれが生きがいとなりました。

この話でおそらくご主人は、手持ちの財産は失いましたが、また財テクをやって財産を築き上げることに集中することでしょう。



年収も悪くはないご主人です。仕事もぴか一のやり手でしょう。離婚後どうなったのかがとても知りたくなる結末です。



若いころから二股をかける人ですから、その後もうまく立ち回ることでしょうが、やがて年とともに落ち着くのではないでしょうか。



その後どうなるのでしょうか。



私の想像ですが、結婚前から社内で付き合っていた女性と今でも付き合っていることを考えると、二人はよほど相性のいい間柄です。



50代のこの女性のもとに行くのではないかと想像します。




そのあとの調査を・・・・・

結婚後奥さんとのセックスを一度も求めないご主人の調査依頼

奥さんはご主人をゲイだと決めつけていましたが、実は性不能者だったことが判明。



奥さんの助けで正常にということもなく、奥さんは離婚を切り出す。

ご主人はやっと心の負担がほどけたのか、安心して離婚に応じました。

この話は少し寂しい気がしました。ずっと悩んでいて心の重荷になっていたことでしょう。夫婦なのにそのことが会話に上らなかったことに残念な気持ち。

こんなで結婚後10年が経過。離婚後奥さんは、別の人と結婚、子宝に恵まれ、幸せな生活を送っているということです。

この男性は気の毒だと思いました。

苦しみから逃れることができてとりあえずよかったと思います。

高齢者の不倫が増えてきている

この本によると高齢者の不倫調査も10年前の40倍にふえているそうです。



高齢者の不倫の形も様々で、肉体関係を求めるもの、肉体関係なしの精神的な絆を求めるものとあるようです。


シニアの不倫ともなりますと、やり直しの時間がありませんので断末魔の叫び声を聞くようです。

不倫の相手はブスが多い

不倫相手は奥さんより美人が多いと思いがちですが、現実はそうではなく、ブスの方が多いそうです。


ブスは男性との接触が少なく、一度捕まえた男性に固執する傾向があり、つなぎとめるために何が何でも懸命に尽くすそうです。


一生懸命に尽くされると男性側としては別れがたくなるのです。

この辺の感情の動きが、泥沼化するようで、いつまでも分かれずらくなり、離婚にまで発展してしまうということです。

MR探偵学校の業務内容

この本の著者はMR探偵学校の所長で、この本で活躍している探偵は、MR探偵社の探偵です。

これから探偵になりたいという方は、この本を読めば探偵という仕事の中身が分かります。


探偵という仕事が大変だということは、ドラマや映画などを見てわかっているつもりですが、どのくらい大変かということは現実に分かっていない面があります。


この本を読むとおおよその大変さが分かります。


これから探偵業についてみたいと希望の方は、参考にされるとよいでしょう。

『探偵の現場』岡田真弓著

探偵の現場 』岡田真弓





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