初心者は、クラウドソーシングで挫折しやすいと言われます。何故でしょうか、原因を探って挫折しないで稼げる方法を考えてみましょう。
挫折しやすい理由について
コロナ禍で在宅での仕事が増え、通勤時間が無くなったり、収入が減ったからなどの理由でクラウドソーシングを使ってライティングの仕事を始める人が増えました。
自宅のネット回線を使う、パソコンを使うなど初期費用がいらない、在宅でできる、仕事をする時間の調整が楽だなどいい条件がそろっているので、クラウドソーシングでの仕事は取り組みやすいです。
取り組みやすいですが、ハードルの低い仕事は競争相手も多くなりがちで単価も低いです。
具体的に挫折しやすい理由には、どんなものがあるでしょうか。
単価が低い
1000文字0.1円、100円という仕事も募集しています。結局安くても実績作りということで応募してしまう人がいるので、安く募集することを考えます。
応募する側も初心者ですが、募集する側も初心者で双方が思い通りにいかない結果になり、トラブルに発展する危険性もあります。
発注する側として低単価であろうがお金を払って発注するわけですから、きちんとした仕事をしてもらいたいと思っているのです。
ですから何度も書き直しをさせられます。その結果、受けた側は、安い単価の上、書き直しをさせられるので心が折れてしまうのです。
ライバルが多い
副業熱の高まりやコロナ禍でクラウドソーシングでライティングの仕事を始める人が多くなりました。
いい単価のものはなかなか受注することができません。
また優秀なひとが、応募してくるので受注に負けてしまいます(ライバルが強すぎる)。
書けるジャンルが少ない
個人的な弱点なのですが、単価のいいジャンルの記事が書けない。蚊帳の外という状態です。
金融系、不動産、転職系など需要がある分野は、単価も高いですが、こういう分野の記事を今はまだ書くことができない。つまり強みというものがないということです。

じゃあどうすれば稼げるようになるのでしょうか
一つには、安い仕事は受けないようにする、ライバルが強くてもプロフィール欄を充実させて、記録できる資格を忘れていないか、思い出して一つでもたくさん書くようにする。
思い込みを捨て応募をできるだけまめにやってみる。
最初だけ単価は安いが、スキルを身につけ高単価の仕事を受けることができるようになるんだという気持ちを捨てないようにする。
得意のジャンル、強みのジャンルを作る。 金融系、不動産、転職系 のうちどれか、重点的に勉強をして得意ジャンルの仕事を受けられるようにする。
以上のようなところを提案させていただきます。
最後に本の紹介をさせてください。
『はじめての副業Webライターで頑張らなくても安定収入を手にするための教科書』利倉夏実著
A8.netの申し込みページ
頑張らなくても・・と書いてありますが、最初は頑張らざるを得ません。
分かっていることが少ないのですから。
頑張らなくても稼げるようになるには?
安定収入を得るまでの道のりは大変で、スキルを身につけてくるにつれて、頑張らなくてもよくなるということです。
ライティングのスキルはもちろんですが、この本ではクライアントとの付き合い方のスキルについて詳しく紹介されています。
安定して稼げるようになるには仕事の受注が要になってくるからです。
いつまでも新規の仕事を探すのではなくて、クライアントとの良好な人間関係を築いて継続した仕事の受注の仕方を提案しています。
それが、安定して収入を得ることになるからです。
一番苦労した部分でしょうか クライアントとの付き合い方
この本は、ライティングの技術についてがメインの本ではありません。クライアントとの人間関係のこと、仕事をやっていくやり方、ケースバイケースの対処方法が重点的に書かれた本です。
ライターとして成長していくための仕事術について書かれていて、クライアントに提出する際の文章の作例が書かれていますので、参考になり心強い本です。
クラウドソーシングを利用するメリット
稼ぎ高を意識して、自分でクライアントと直接取引することを考えますが、クラウドソーシングを利用する利点についてしっかり述べられています。
クラウドソーシングを利用することは、トラブルに巻き込まれたとき、クラウドソーシングというフィルターがかかっていると自分だけで対処しなくていいので楽だということです。