24時間営業の古本屋さん、1冊100円というのが魅力で昼間しか行ったことがないけど、利益の出どころは、カーテンで仕切られた向こう側のアダルト関係の本やDVD。
新刊本や一般の古本が申し訳程度しか置いてないのに比べて圧倒的な量。
お客もほとんどアダルト目当て。
私はいつもコロナ禍で誰もいないところで次に読む本を探しています。
入口にリサイクルボックスが置いてある

入口に、いらなくなった本はこの中に入れておいてくださいと書いてあるリサイクルボックスが置いてあるので行くたびにいらなくなった本を入れていました。
と、あるときカウンターで不要の本は買取をやっているので、持ってきてほしいといわれました。
わかりました、と答えはします。1冊100円で売っているので、買取は5円とかの金額ではないかと思ってわざわざ持って行かなかったのです。
しかし、いつもリサイクルボックスに投げ込んでいるのはだれか見ていたようです。
古本を捨てて100円の古本を買ってくる。本が減らないわけですね。
買ってくる量を上回る、本を捨ててくればいいわけですね。
うちはせどりなんかできるような本はないから
店の責任者が聞こえるように言うのを、うんうんとうなずいて合わせている私。
それでも読み応えのある本が置いてあるというか、売れる本が置いてあるのです。
店員さんもあまり気にしていなくて、ただ並べているだけ。100円と決まっているので、値札をつける必要がないので持ち込まれた本は、棚に並べているだけ。
持ち込まれる本はどういう本かというと、処分するには古すぎる本でいつ廃棄するかと困っていたような本ばかり。
そういう本の中に結構いい本が混じっているのです。以前100円で買ってきた本の中に高額で売れた本もありました。めったにないのですが。
びっくりするような値段でした。もちろん一度だけですが、その本に目を通しました。そのあと処分しました。
古本の中には気づきを与えてくれる本がある

古すぎるくらいの古本の中にためになる本があります。それが良くてその古本屋さんのある方に行ったときはよってくるのです。
ずいぶん傷ついた本が売られていることがあるのでなぜかと思っていましたが謎が解けました。
本を持ってきた人が、売ろうと思って査定に持ち込んだはいいが、びっくりするくらい安い値段だったので、本をぐちゃぐちゃにしてリサイクルボックス捨てていったのではないかということです。
そのぐちゃぐちゃになった本のしわを伸ばして、”可”で出品。珍しい本なので売れました。
ブックオフに持っていけば多少はいいのにと思うのですが、面倒でとにかく処分できればいいのでしょう。
そういう本が並べてある本屋さんです。
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