高齢になって終の棲家を得ようとするとき、自然環境の良さを理由に田舎暮らしを考えてみる方がいます。
しかし十分な調査をしないと、単なるあこがれだけですと大きな後悔をすることになってしまいます。
さてどんなギャップがあるのでしょうか
田舎暮らしは、経験のない音に悩まされる

田舎暮らしで後悔する事例
- 住み慣れない環境
- 不便さ
- コミュニティーに溶け込めない
など、地域特有の事情がありますので、都会暮らしの自由さからしますと個別で難しいことが出てきます。
昔から住んでいるのであれば土地のものという感覚で接してくれるでしょうが、他所から移住してきますといつまでたってもよそ者扱いです。
今回の件は、自然の音が耳について眠れないという悩みから、移住した先で再度引っ越しを余儀なくされたという話です。
「1500万円で定年後に「地方移住」した元役員が、そこで「思わぬ地獄」を経験したワケ」(現代ビジネス)
都会暮らしで聞く雑音と、田舎の静けさの中で出てくる音で違ってきますし、都会の雑音というのは、いろいろな音が混じっているので戸を閉めてしまえば、消すことのできる部分があります。
この方の場合は、水の音とか、虫の音、鳥の声など自然環境の音が悩みの種になっています。
都会での生活と比べると、朝起きる時間から違いますから、高齢になって経験のない暮らしになれるというのは難しいかもしれません。
私の経験として、海水浴に行って海岸に打ち寄せる波の音で夜寝れなかったことがあり、これまで経験したことがなかったことであり、気が付かなかったことなので、海辺はこういうことがあるんだなと思いました。
高齢者になったら住むのにいいところ

年を取って住むのにいいところは、生活していて便利なところだといわれています。
食事の支度ができるうちはいいですが、食事を作ることさえ煩わしくなってしまううことがあります。
買い物、病院などが近くにある商店街の近くが住みやすいですね。当然交通の便のいいところが住みやすいです。
生まれ育った自然環境の豊かなところでさえ、老後になりますと不便さから離れて暮らさざるを得ないケースがあります。
都会で暮らす便利さは、自然の豊かさと引き換えになるのでしょうか。
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