高齢者が電子マネー詐欺に会うケースが増えてきました。
老後に向かる話が出れば、乗っかりたいでしょうがちょっと待ってください。
電子マネー詐欺で注意すること

8月の初旬に福岡県久留米市の65歳のパートの女性が、「50億円を受け取るには費用を払って」電子マネーカード213万円分をだまし取られた、というニュースを読みました。
このニュースを読んで、驚きました。
1億円という話ならありそうだし、5千万円ならもっとありそうな感じですが、50億というのはちょっとおかしいと思わないのかなと思いました。
金額が異常に大きいので、そういう話が出てきた時点で、ウソだと分かりそうです。
が、その話を真に受けてしまったので、老後の生活資金としてコツコツパートで貯めていたのに、一瞬でなくした気の毒な高齢者の話。
メールや電話でのお金の話は全て詐欺だと考え、すぐ相談してほしい
どうして高齢者はお金がもらえる話に弱いのか

最近コンビニで何度も電子マネーを購入する高齢者を見て、異常に気づいて警察に通報するコンビニの店員さんの話があります。
電子マネーを購入する高齢者と言うのもイメージががわきにくいです。
アマゾンのギフト券を購入したことはありますが、電子マネーというのがまだ一度もありません。
どうしてだまされるのか、考えてみました。
- 年金生活で老後に不安があり、老後資金を少しで増やしたい
- 情報弱者、情報に疎い
- 自分は騙されない(今までだまされたことがない)という自信
- 相談する相手がいない
- 年のせいで、判断力が鈍っている
- お金に対する欲が異常に強い
じゃあ、だまされないようにするにはどうすればいいのでしょうか。
だまされないためにはどうすればいい
こういう話にだまされやすいのは、高齢者になり気が弱くなっていて、人に親切にされた時ではないでしょうか。

儲け話などがメール、電話で入ってきます。
コミュニケーションの機会が少ないと、親切にされたときうかつに信用してしまいます。
- 気軽に話のできる友達を作っておく
- ニュースとか新聞をよく聞いたり、読んだりする
- お金の話が出たら何でも疑う
- 赤の他人でも機会があれば、世間話をするよう務める
年をとると、話し相手が身近に少なってくるので、意識して増やすようにするというのが大事なのではないかと思います。
「ねえねえ、こんな話があるんだけどほんとかな?」と聞けるくらいの知り合いレベルでもいいかなと思います。