ラムレーズンは、アイスやチョコやサンドなどのお菓子によく使われ、マッチングしたうまさに癖になります。
そろそろクリスマスのシーズンでお菓子作りに使われることのあるラム酒について、なぜラム酒をいれるのか、調べてみました。
ラム酒をお菓子に使うのはなぜですか
お菓子にラム酒を使うのは、
- 香りがついて深みが出る
- しっとりとした口当たりがよく風味がでる
- 殺菌、長期保存させるため
ラム酒をお菓子作りに使うのは、保存と香りづけのためです。
お腐敗を防ぐのは40度くらいからなので、アルコール度数の強いお酒になります。
例えば15度程度の日本酒では、腐敗を防ぎ、保存を利かすという役目が果たせないので日本酒を使うことはほとんどありません。
ラム酒は37度以上ありますので、40度くらいのラム酒を使って、殺菌と長期保存を利かすのに利用します。
ラム酒以外ですとブランディーを使います。
またラム酒には香りと甘みがあり、香りをつけるために使用している一面もあります。
ブランデーにはブランデーの、ラム酒にはラムの風味が出るのでお好みに合わせて使います。
ラム酒を使ったお菓子
ラム酒というのがどんなお酒か、香りと味を知るには、ロッテの「ラミーチョコレート」がいいでしょう。
私の行くスーパーで「ラミーチョコレート」は、「バッカスチョコレート」と一緒にチョコレート売り場ではなく別の目立つところで売られています。
お菓子とはいえお酒が入っているので、目立つところで売られているのでしょうか。
そのほかのお菓子として、ラム酒を入れたバウンドケーキや、ラムレーズンを入れたクリームを挟んだサンドなどを思い浮かべます。
店頭で売られているお菓子としてはあまり多くの数を目にしません。それよりも自宅で作るお菓子作りの方で活躍しているように思います。
ラム酒の生産国
ラム酒の生産国は、西インド諸島のキューバ、ジャマイカ、プエルトリコなどカリブ海に浮かぶ島々で製造されています。
原料は、砂糖キビです。
日本では、小笠原でラム酒が作られています。
1830年ごろにはすでに作られていたようです。
小笠原ラム・リキュール株式会社 同社のホームページのデザインがラテン系の感じが良く出ています。
ラム酒の他にパッションリキュールというラム酒に小笠原特産のパッションフルーツの果汁を加えた酒で度数が12度のものもあります。
パッションと聞くと元気のない時でもカラ元気が出ます。
ラム酒 Q & A
ラム酒はどこで売られていますか
ラム酒は日常的に飲む機会が少ないので探すのが難しいかしいかもしれません。
ラム酒は、スーパーの製菓材料売り場で小瓶のものが売られています。
また品ぞろえのあるスーパーの洋酒売り場でボトルで売られています。
酒販店やスーパーのお酒売り場で、ラム酒を置いてないかお聞きになってみてください。
使用する量が少ないのにボトルで購入するのは、ためらいがあるかもしれませんが、ラム酒を入れるか、入れないかで香りが違うので、残ったラム酒は、お菓子作りに活用してください。
お酒が飲めるようなら、割って飲むのもいいかもです。
残ったラム酒はどうしたらいいですか
ストレートやロックで飲むのは、飲みずらいので、ライムを加えたり、ソーダで割って飲む方法があります。
ラム酒は度数が高いので長期保存が可能です。
冷蔵庫に入れて保存すれば、次のお菓子作りにも利用できます。
ブランデーとラム酒の違いは何ですか?
ラム酒とブランデーはどちらもお菓子作りに良く使われる洋酒ですが、その原料や風味には大きな違いがあります。
ブランデーは基本的に果実(主にぶどう)を発酵させて作るのに対し、ラム酒はサトウキビを原料としています。
そのため、ブランデーはフルーティーで芳醇な香りが特長で、チョコレート系や濃厚なデザートに良く合います。
一方、ラム酒はその甘く芳醇な香りがスパイスケーキやフルーツ系のお菓子と抜群の相性を持ちます。
具体的にはラム酒は風味の華やかさと味に幅を持たせる役割があり、それがブランデーとの大きな違いとも言えます。
まとめ
レーズンをラム酒に着けるのは、香りづけとコクを出し、腐敗を防ぎ保存を利かすためです。
製菓材料の材料のラムレーズンやラム酒はスーパーで売られています。