60代になり、定年後職場を離れると、友人関係が途切れて友達がいなくなります。
友達だと思っていても、会わなければ無理に会う必要も感じなくなるものです。
仕事をしていたころは、悩みを聞いてもらったりしての付き合いがあり、友達だと思っていましたが、それほど深い付き合いでも無かったわけです。

60代定年後友達がいなかった!
さびしー
結局職場での付き合いは、仕事がらみの悩みを相談したり、解決したりするためのものだったのかなと思います。
坂上忍さんの”友達少ない”発言

フジテレビの新番組「ぽかぽか」に生出演して、「坂上忍「友達はいないです」「野々村真さんとか、30年以上のお付き合いですけど…自信がない」と発言。
30年来の付き合いでも友達といえるかどうか、自信がない、と発言しています。
若い頃は面白い、楽しいで遊びや仕事での付き合いが中心でしたが、年をとってくると、友達という感覚もかわってくるのではないでしょうか。
友達と疎遠になり、断捨離時期が訪れる
友達とはいえ、連絡がなくなってしまうとよっぽど深い付き合いをしていた場合でない限り、付き合いが途切れてしまいます。
断捨離というような、きつい言い方ではないでしょうが、友達ひとりいなくなってしまうことになります。
私自身のことですが、酒を飲んでいたころは、飲み友達というのがいましたが、しらふで話をすると話がかみ合わなくなってしまいました。
これくらい感覚が違うのかと驚いたことがあります。
いままでは会って話をすることが楽しかったのですが、合わなければ離れていくことになります。
60代の新しい友達の作り方

会社を辞めてから友達がいなくなったと感じるのは、相談事が減って行ったことが理由ではないかと思います。
仕事での人間関係の悩みが、現役時代の悩みのウエートを締めているし、女性であれば子育ての悩みが大きいでしょう。
そういう時期を卒業してしまうと、悩みごとが極端に減ってしまい、それに伴って友人の質に変化が起きてくるのではないかと考えます。
年をとったらとったように合った友人を見つける
60代から趣味が必要になるのは、減った友達の代わりに新しい付き合い、出会いを増やすためです。
60代過ぎたら適度な距離の持てる距離感の友人を見つけるのが良いのではないでしょうか。
そういう意味では、週に2,3日仕事に行くのもいいですし、習い事に出かけるのもいいですね。
そうして今の自分に合った距離感のある友人ができるのではないでしょうか。
年をとってからの友達はなかなかできるものではありません。
年をとってからできた友達は大事にしようと思います。