60代の定年後することがなくて酒飲みの生活にはまっている人。
何とかしたいんだがと困っているのにやめられない人に大酒のみだった人間が書いています。
酒を飲んでいれば老後の時間だけは過ぎていきます
現役のころ退職したらのんびり過ごそうと誰でも切実に考えます。
それが現実となって、ほんとうはうれしいはずなのに。
毎日やることがなくて酒を飲んで暮らすようになると、とりあえず酒を飲むことから始めるかというような生活になってしまいます。
定年後の生活で、一番困ることはやることがないということです。
なぜやることがないかというと、仕事と違って毎日やることが決まっていない、ので何をやっていいのかわからない。
自分でやることを決めなければいけないのに決められないから困るのです。
趣味のある人なら趣味の上達であれこれ考え、楽しいでしょう。
そういう人は、老後の自由時間が楽しくて仕方がない!
現役のころ仕事中心で、生真面目人間だった人に多いパターン。
定年退職後の有り余る自由な時間をただ何となくぼんやり過すしかない。
暇つぶしの毎日。
そんな生活の中で覚えた朝酒生活におぼれてしまうのは危険です。
大酒のみは寿命を縮める
大酒のみは寿命を縮めるといわれていることは、共通の認識だと思いますが、一方で、酒は”百薬の長”とも言われます。
私の感覚では、血流をよくする効果があり、ストレスの軽減に役立つからではないかと思います。
ストレスというのは、潤滑機能を奪うのではないかと思います。
ストレスを一杯抱え込んで早死にした人を知っています。気の毒ですね。
少量の酒はストレスのはけ口になると思います。結果的に長生きにつながるのではないかと思います。
アルコールと寿命の関係は、研究者によって異なるようです。
どの程度飲むと健康に害があるのか
私の感覚では、酒を飲む害は、つまみにある塩分や脂ではないかと思います。
必要でもないのに酒を飲むことで、付随してくるのです。
高血圧になりやすい。
酒をやめるといいこと
お金がかからなくなる
お金がかからなくなるというのはありがたいです。
老後の生活費用に不安があるのに、毎日飲んでいれば一日単位では大したことなくてもまとまったとき結構な金額になります。
居酒屋に入ればさらにお金がかかります。
寝つきが良くなる
酒を飲むと寝つきが良くなるというのは、酒を飲み始めたころはあるかもしれませんが、常習ですと逆になります。
酒をやめた当時は、眠れないかもしれませんが、時間がたつにつれよく寝れるようになります。
顔のむくみがとれます
酒飲みの人の顔つきは良くわかります。
顔つきが膨らんでいるのです。
赤味もありますし。
酒をやめると、引き締まった顔つきになります。
夜の時間が増えます
当然のことですが酒を飲んでぼんやりしている時間がありません。
この時間を有効に使えます。
飲まない時間をどうやって過ごすかを考えるようになります。
二日酔いが無くなる
飲みすぎて二日酔いということが無くなります。
酒を飲んでいるとなんだか無限に飲めるようで始末に負えません。
時には飲み足りないということまで起きてきます。
夜のドライブが楽しめる
飲んでいないわけですから、いつでもドライブに行けます。
人の送り迎えもできます。
認知症にかかりにくくなる
酒の飲みすぎでボケてくるというのは、なんとなくわかります。
脳の機能に異常が出てくるのでしょう。
酒のみにとって酒を飲めないということがつらい
酒を飲めない生活が、酒飲みには考えられない。
酒飲みにとって酒が飲めないことほどつらいことはない。
嗜好品なので飲まなくても死なないことはわかっている。
大袈裟ですが、飲まないということはなんの楽しみもない様に思えてくるのが、酒飲みの心情です。
酒を飲むという習慣が、酒を飲まないで過せなくしているのです。
飲んでいる頃は、飲めないということを考えると恐怖でした。
飲めないという生活が考えられないのです。
一日だけでも飲まない
でも、一日くらいのまないで過ごすことはできても、2,3日も飲まないで過ごすことができるのかは自信がない。
と思って一日やめる。が、やはり飲んでしまう。
で、また一日飲むのを我慢して過ごすと、そのうち力まなくても自然にやめることができます。
スーパーの酒売り場を通りがかって、また酒に手を出しているのではないかと夢を見ることがありますが、現実には、そんなことはありません。
禁酒をするというと、何か強い信念でもなければできないのではないかと思っていましたが、そういうことではなくてほんのちょっとした加減でできてしまうものです。
ちょっとだけ飲むのをやめてみればいいのです。
また飲んでしまう。それでいいのです。
自分を責めないでください。
また一日飲まないで過ごします。
無理して飲まない、という訳ではありません。
強い信念も必要ありません。
ただ今日は飲まないという風にすればいいのです。
今日は、一杯だけにしておくという方法でもいいのです。
禁酒に至る道は、人それぞれ。
ところでやめる必要性を感じていない人はやめる必要はありません。
楽しみながら飲めるのですから何の問題もありません。
飲まなくてもなんてことなかった
酒をやめるといいことづくめなのは、だれもが知っています。
でも現実として飲まないでいることが出来るか、がポイントだと思います。
飲まないで済ましたいと考えている人が、一日でも飲まないでいることが出来るようであれば、後は時間の問題だと思います。
酒を飲まないでよかったと思うことのメリットは、ボケ防止になることです。
絶対ボケないということは言えませんが、それでもかなりの危険性が無くなっていると考えます。
老後をネタきりにならないように過ごすことは、とても大事なことです。
次によかったと思うことは、自由にできる時間が増える、ということです。
老後の自由時間を過ごすために飲んでいた酒が、逆に時間をなくしていたなんて笑えないです。
酒を飲まない時間、酔っ払っている時間が無くなったので、今はブログを書く時間にあてています。
最後に、酒をやめると人生最大の楽しみがなくなるのではないかとやめる前は考えていましたが、酒を飲まなくても楽しみがなくなるわけではないということがやめてから分かりました。
ですから酒をやめる恐怖を感じることは、まるっきりありません。