AERA.dotで、とまらない物価高に、シニアはミニマリストになっている,という。
電気代、ガス代の光熱費をはじめとした急激な値上げで、大方の高齢者は、生活を切り詰めているので買うものが買えないということを言いたいのだと思います。
買いたいものが買えないシニアは、持たなくても済むものは、持たない生活に切り替えていきます。
本当に必要なものだけ買おうというようになってきます。
ミニマリスト「あえて物を持たない」生活
ミニマリストは不必要にものを買わないので、ビンボー臭いイメージがあります。
ですが、ビンボー人と決定的な違いは、お金がないから買わないのではなく、お金があっても必要なものしか買わない、という点です。
不必要なものは買わないので、生活がシンプルになっていきます。
物がない生活でシンプルなので、広い部屋にも住む必要がないので、狭い部屋で十分間に合います。
昔のように、ものをもって部屋を飾って生活することで、リッチな生活を送れているというように理解され、あこがれを持たれている風潮の見直しから始まったのでしょうか。
死後のことを考えると必要なものだけを使って生活して、不要なものを整理してしまおうという考えは、生前整理です。
この点から、シニアはミニマリストになっていくのです。
不要なものを持ち続けると、死後整理する人に迷惑をかけるので、できるだけものを減らして生活しようとするわけです。
いよいよ襲来か物価高
今日は、買い物に行ったのですが、以前は100円の超下のイワシの缶詰が、148円に値上がりしていました。
今朝のニュースで、さばが不魚ということで、安い魚のさばでしたが、当てにできなくなってきました。
この後、電気代、ガス代の値上で家計は追い打ち。
改めて高齢者がミニマリストと指摘されなくても、切り詰められるところはさらに切り詰めざるを得ません。
世相は暗くなるばかりです。
働ける人は、足りない分を補填できますが、仕事を見つけることが出来ない人にとっては大変になるばかりです。
3畳一間の生活だからミニマリストという訳ではない
若者の都心の3畳の部屋の賃貸が人気があるようで、借り手が多くて部屋数が足りないようです。
3畳一間で暖房が用意できないので、冬は寒くて独房のようだと、言うことも言われています。
それでも家賃が、6万円するそうで、稼いでも家賃に持って行かれて食べるものに回すのがギリギリではないでしょうか。
そんな生活を考えると、何も都会生活にこだわる必要はないだろうにと思います。
若者に交じって高齢者の中に、3畳一間の部屋探しをせざるを得ない人がいるのではないでしょうか。
若ければ仕事を探すのにきつくても、住み込みの仕事を見付ければ、お金を貯められるので、考え方を変えれば見通しが立ちますね。
でも、ぎりぎりの生活をしているのに家賃に6万円以上払っていてはどうにもなりません。
交通の便や生活の便を考えたら3畳一間の生活になるのでしょうが、ミニマリストの3畳一間生活は、将来の生活を見据えてのことです。
ミニマリストの3畳暮し
ビンボーになったから3畳一間のミニマリストになったわけではなくて、無駄なお金を使わないように考えて行動しているのでミニマリストなのです。
今は3畳一間の生活を続けて、お金をためて先々やりたいことに使う、という目的があるわけです。
お金がないので3畳一間の生活をしているのではないのです。
つまり遊びを優先させた結果3畳一間に住むのではなく、無駄を省く、将来に備えた生活をするためにミニマリスト生活を送っているのです。
若い頃海外に出て旅をして暮らした人にそういう考えを身につけた人がいるのではないかと思います。
年をとってようやくミニマリストか
贅沢は敵という訳ではありませんが、たまにうまいものを食べながら、節約生活が出来るようになるのは無理の無い生活ですね。
先々のことを考えますと、無駄を省くような生活に変わってきます。
年をとってものに執着することが少なくなってきました。
シニア女性で、少ない衣装でおしゃれを楽しみながら暮らしている人がいます。
だんだんミニマリストになっていきますね。
高齢者のミニマリストの特徴は、自分で食事の支度をすることだと言えます。
そしてもう一つ加えるなら、掃除をローテーションでやって行くことだと思います。
毎日の生活を決めた通りにこなすことが高齢者ミニマリストの生活だと考えます。