賑やかな盛り場の街頭で、キャッチセールスを見かけたことはありませんか。
人恋しいからと呼び止められて口を利くと、それがきっかけになって契約するまで帰れなくなります。
串を効かないでやり過ごすのが一番です。
キャッチセールスとは
キャッチセールスは、繁華街、商店街、駅付近などの人の多い路上で、アンケート、無料サンプルなどの口上で呼び止めて、話をするきっかけを作り、興味関心を持たせたうえで、高額商品の購入に結び付ける商法。
キャッチセールス手口
アンケート、無料モニターなどのトークで引き付けて置いて、巧みな話術で契約させる。
催眠商法、モニター商法、体験商法などで化粧品、アクセサリー、エステ、絵画、羽毛布団、磁気マットレス、浄水器、美容機器、自己啓発プログラムなどの高額商品の販売を行う。
また、キャッチセールスではないですが、春先になると、新人研修と称して名刺交換を迫り、その後高額不動産のアポイントのために電話営業をしてきます。
自分の子供のような年代の若者に、礼儀正しく声をかけられてつい気を許してしまい、自分の名刺を渡してしまう。
名刺を渡すと、名刺交換した本人ではなく、勤めている会社の上司が電話をかけてきます。
これなども人のよさそうな人をみつけるため、営業をするための切っ掛けづくりのためのキャッチセールスのようなものです。
キャッチセールス狙われやすい人
キャッチセールスに出会ったことがなさそうな地方出身者。
目線が定まっていない暇そうに見える人。
一人で歩いている人。
話しかけられると断り切れない気の弱そうな人。
お酒に酔っている人。
2022年4月の成人年齢引き下げにより、高校を卒業したばかりの18歳。
キャッチセールス違法
声をかけるのは違法ではありません。
仕事として行っているので違法性のある行為まではしないと思いますが、例えば道をふさぐ、腕をつかまれて、引っ張って行かれるなどの行為は、違法です。
また、喫茶店、ビルの隙間などで長時間拘束されるなどのことがありますので、決してついていかない、行きたくないなどの意思表示をする必要があります。
まとめ:キャッチセールス対策
言葉巧みに断れないようにセールスしてきますので、話を聞かない、ついていかない、契約を迫られたら何が何でも断るという姿勢が安全です。
”即決”を迫ってきますので親と相談する、兄弟に聞いてみるなどの断り文句をつかって逃げるのが良いです。
また繁華街などの人通りの多いところでは、なるべく忙しそうなふりをして通り抜けるのが賢明でしょう。
きょろきょろしていますと、キャッチセールスだけでなく、壊れたスマホを持った”アタリヤ”にも出会います。
とにかくきっかけを与えないよう口を利かないのがベストです。